【2026年3月公開】映画『ウィキッド 永遠の約束』あらすじ・キャスト・主題歌まとめ

2026年3月6日（金）に日本公開が決定した映画『ウィキッド 永遠の約束』は、世界的な大ヒット作『ウィキッド ふたりの魔女』の物語の続編にあたる壮大なミュージカル映画です。

本作では、善と悪の魔女としてそれぞれの道を歩むことになったエルファバとグリンダの再会と葛藤が描かれ、オズの国をめぐる運命が新たな展開を迎えます。

この記事では、映画のあらすじ、主要キャスト、そして話題の主題歌情報まで『ウィキッド 永遠の約束』の魅力をまるごと紹介します。

あらすじ：永遠に続く友情と運命の対峙

『ウィキッド 永遠の約束』の物語は、前作『ウィキッド ふたりの魔女』からの流れを受け、善と悪という運命に引き裂かれたふたりの魔女のその後を描いています。

かつて心を通わせたエルファバとグリンダは、オズの未来を左右する存在として、再び交差する運命に立たされます。

友情と葛藤、そして選択をテーマにしたこの物語は、大人も子どもも心を動かされる感動のミュージカル映画です。

エルファバは「悪い魔女」として追われる存在となり、地下に身を潜めながらも言葉を奪われた動物たちのために戦い続けています。

一方、グリンダは「善い魔女」としてオズの民から称賛を浴び、政治的な役割を担う存在になっています。

正反対の立場に立つふたりが、それでもなお心の奥底に秘めた友情を抱えているという構図が、この物語の核となっています。

物語が進むにつれ、オズを揺るがす危機が訪れ、グリンダとエルファバは選択を迫られます。

再会を果たしたふたりは、敵としてではなく、再び心を通わせられるのか──。

友情、信念、そして「本当の正義とは何か？」を観客に問いかける重厚なストーリー展開が用意されています。

クライマックスでは、エルファバの真の目的と、グリンダの葛藤が交差し、劇的な決断が下されます。

その瞬間、観客は単なる勧善懲悪では語れない“本当の善と悪”に触れることになるでしょう。

『永遠の約束』というタイトルに込められた真意が明かされるラストシーンは、深い余韻を残します。

キャスト：豪華出演陣が再集結

『ウィキッド 永遠の約束』では、前作に続いて主役のふたりが同じキャストで続投することが話題となっています。

ミュージカルと映画、両方のファンにとって夢のようなキャスティングが再び実現しました。

さらに、新たに加わるキャストにも注目が集まっています。

エルファバ役にはトニー賞受賞女優のシンシア・エリヴォが続投。

圧倒的な歌唱力と演技力で、前作以上に深みのあるキャラクター像を魅せてくれます。

彼女の感情を乗せた歌声は、物語に強い説得力を与えています。

グリンダ役には、世界的ポップスターであるアリアナ・グランデが再び登場。

可憐さと力強さを兼ね備えたパフォーマンスで、グリンダの葛藤と成長を繊細に表現しています。

音楽と演技の融合において、彼女の存在感は絶大です。

さらに、フィエロ役には『ブリジャートン家』で注目されたジョナサン・ベイリーが新たに加わります。

エルファバとグリンダの間に立つ存在として、物語に切なさとドラマ性を加えるキーパーソンとなります。

彼の落ち着いた演技と安定感のある歌声が、作品の完成度を高めています。

その他にも、ジェフ・ゴールドブラムがオズの魔法使い役として出演することが決定しています。

ユーモアと重厚さを兼ね備えた演技で、オズの世界観をより濃密に演出してくれます。

キャスト陣の相乗効果が、観客の感情を大きく揺さぶる作品へと昇華させています。

主題歌・サウンドトラック：感動の音楽が世界を包む

『ウィキッド 永遠の約束』は、音楽の力によって物語がさらに深く心に届く作品としても注目されています。

新たに制作された主題歌や劇中曲は、ストーリーと完璧にリンクし、観る者の心を震わせます。

サウンドトラック全体が、まるで1本のドラマのように構成されている点も大きな魅力です。

今作の主題歌には、作曲家スティーヴン・シュワルツによる書き下ろしの「No Place Like Home」が起用されています。

この楽曲は、エルファバとグリンダの複雑な関係と、それぞれが信じる「居場所」への想いを歌ったものです。

シンシア・エリヴォとアリアナ・グランデがデュエットで歌い上げる感動的なバラードは、予告編の段階で多くのファンの涙を誘っています。

さらに注目したいのが、劇中で使用される「The Girl in the Bubble」という楽曲です。

グリンダの孤独と責任、そして葛藤を表現したこの曲は、ミュージカルファンの間で高い評価を得ています。

華やかなメロディの裏に隠された繊細な心情が、観る者に強く訴えかけてきます。

サウンドトラック全体には、新曲のほかに前作からの人気楽曲も多数収録。

「Defying Gravity」や「For Good」など、ファンにはたまらない楽曲も再アレンジされて登場します。

これらの楽曲が新たな解釈とともに展開されることで、『永遠の約束』のテーマである“変化と受容”を音楽からも感じられる構成となっています。

まとめ：『ウィキッド 永遠の約束』の全体像

『ウィキッド 永遠の約束』は、前作の感動を受け継ぎながらも、さらに深いテーマと進化した演出で描かれる続編です。

善と悪、友情と決別、希望と選択といった重層的なテーマが物語に厚みを与えています。

エンターテインメントとしてだけでなく、人間の心の本質に触れる作品として多くの人の記憶に残るでしょう。

主演のシンシア・エリヴォとアリアナ・グランデは、それぞれのキャラクターに魂を吹き込み、圧巻の演技と歌唱で観客を魅了します。

そして、新キャストやゲスト出演者たちの存在も物語に厚みを加え、再構築されたオズの世界観が完成されています。

ミュージカルの枠を超えた“映画作品としての完成度”の高さにも注目です。

また、音楽面ではスティーヴン・シュワルツの手がける新曲とアレンジが、物語の感情を見事に増幅させています。

主題歌「No Place Like Home」は、まさに今作を象徴する一曲として、多くのファンの心に深く刻まれることになるでしょう。

劇場で観ることでしか味わえない臨場感を、ぜひ体験していただきたい作品です。

『ウィキッド 永遠の約束』は、2026年3月6日（金）より全国ロードショー。

過去作のファンも、これから初めて触れる人も楽しめる内容になっています。

心に残る魔法と歌声が、あなたを待っています。